稚内・抜海両漁協が合併、来年1月から新組合としてスタート
【札幌】宗谷管内の稚内漁協(関根井正太郎組合長、組合員三六〇人、販売取扱高三七億五〇〇〇万円)と抜海漁協(鎌田昭正組合長、三五人、同二億七〇〇〇万円)はこのほど合併の仮調印を行い、今年中に両漁協総会の議決を経て来年1月1日、新組合として発足する。 近年漁協を取巻く環境は、国際的な漁業規制の強化に加え、北海道周辺海域における資源減少や主要魚種の価格低迷など一段と厳しさを増しているなかで、将来的にも生き残るためには、組織および事業整備、経営基盤強化を図る必