三幸製菓、ホームドラマ風連続TVCM投下 「三つの幸せ物語」全6話
三幸製菓は12日、大型消費者キャンペーン「三つの幸せ物語」と連動した新CMの発表会を開催した。新CMは、新潟の“おせんべい屋”の一家を舞台に連続ホームドラマ風の心温まる内容で展開する。シリーズは全6話で、“予告篇”を15日から放映、“ご対面篇”を23日から、関東、関西、新潟地区で放映する。
同CMの監督には、映画監督の井筒和彦を起用。出演者は、父親役に松平健、母親役に田中好子、長女役に貫地谷しほり、祖父役に笹野高史、長女の婚約者役に伊藤淳史を起用した。三幸製菓の佐藤裕紀社長は新CMの狙いについて「企業ブランドを知ってもらうことが重要と判断したため」と説明。コーポレートメッセージを発信することで、消費者に安心感を与えることを狙う。
発表会で、せんべいに対するイメージを聞かれた貫地谷は祖母の家で曾祖母と一緒に掘りごたつで食べた思い出を語り、笹野も幼少時に祖母からせんべいを与えられた思い出を語った。東京・下町出身の田中は、下町にはせんべい文化が定着しており、いつも手の届くところにせんべいがあったとの話を披露した。松平は酒のつまみで食べると語り、伊藤は温泉旅館でせんべいを食べ、お茶を飲む時間が何よりの楽しみと語った。
(青柳英明)