アジア初のスイーツ世界規模コンクール「世界パティスリー2009」3月14~15日開催

2009.02.10 163号 04面
(左から)鍋田幸宏さん、秋城俊徳さん、野田朋宏さん

(左から)鍋田幸宏さん、秋城俊徳さん、野田朋宏さん

 ホワイトデーの3月14日(土)と翌15日(日)、アジア初のパティシエ世界大会「世界パティスリー2009」が開催される。『「世界をつなぎ、世界へ発信する」スイーツの祭典』をテーマに、甘く華麗に世界一を決定する。

 ここ最近、日本人パティシエたちが海外でめざましい活躍を成し遂げ、日本のスイーツは、世界から熱い注目を集めている。パティシエの国際基準ともなっているフランスの「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」やアメリカの「WPTC(World Pastry Team Championship)」などの国際製菓コンクールにおいても、日本人パティシエたちは大活躍している。こうした時代に、2つの世界大会で優秀な成績を収めた世界トップクラスのパティシエたちを各国から招待し、アジア初となる世界規模のコンクール開催となった。

 大会テーマは『「世界をつなぎ、世界へ発信する」スイーツの祭典』。2009年のテーマは「エコロジー」。“世界頂上決戦”でもあるこの大会が、世界の食文化交流と発展の場となることは確実だ。

 出場国は、日・仏・伊・米・豪・シンガポール・マレーシア・中華人民共和国の計8ヵ国。注目の日本チームは、ホテルニューオータニの中島眞介さんが味覚審査員を務めるほか、作業審査員に喜島立也さん、代表選手にはあめ細工に抜群の技術力を持つ秋城俊徳さん(帝国ホテル)・ジャパンケーキ賞の受賞歴を持つ鍋田幸宏さん(レコール バンタン)・マルチな才能に定評がある野田朋宏さん(アンテノール)の新鋭3人が選出された。若き天才たちの手からどんな技が繰り広げられ、いかなる作品が誕生するのか、こうご期待。

 〈主催〉世界パティスリー2009大会実行委員会、フジテレビジョン、読売新聞社、日本食糧新聞社

 〈後援〉農林水産省、経済産業省、外務省、厚生労働省、国土交通省、日本政府観光局(JNTO)、東京都、出場選手各国駐日大使館、(社)全日本司厨士協会、(社)日本エスコフィエ協会、国際連合世界食糧計画WFP協会、(独)日本貿易振興機構

 〈大会組織委員会役員〉名誉総裁=常陸宮正仁親王殿下、総裁=森喜朗衆議院議員 元内閣総理大臣、会長=島村宜伸衆議院議員 元文部・農林水産大臣

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