【神戸高見牛・人参】高見牛のロースを、真空低温調理。人参はさまざまな調理法で丸ごと楽しみ、牛肉との相性を満喫
山口浩さんはフランス料理の巨匠ベルナール・ロワゾー氏に師事した。「分解し、再構築する」という氏の料理理論を踏襲し、氏に学んだソースにバターや生クリームを極力使わない「水のフレンチ」を、神戸近郊の優れた素材で再現。また、レストランのテーブルを「瞬間移動装置」と捉え、現代的な調理機器と「サイエンス」を駆使し、食べ手を飽きさせない物語に満ちた料理を提供している。 ●山口浩(やまぐち・ひろし)氏