平塚製菓、東京産カカオ使用チョコレート誕生 小笠原で栽培成功

菓子 ニュース 2016.02.15 11313号 01面
東京産カカオポッドを手にする平塚正幸社長(左)と折田農園の折田一夫氏

東京産カカオポッドを手にする平塚正幸社長(左)と折田農園の折田一夫氏

 東京産カカオを使用したチョコレートが誕生する。チョコレートなどのOEM生産を行う平塚製菓は9日、東京都内で会見を開き、東京・小笠原村の母島で日本では栽培が困難なカカオツリー約500本の栽培に成功したと発表した。乾燥後のカカオ豆で、16年は500kgを収穫予定、17年には約2tの収穫を見込む。18年に「東京カカオ」による「東京産チョコレート」の発売を計画する。「東京カカオ」はトリニタリオ種とハイブリッド種が混在していると見られ、フルーティーで華やかな香りが特徴だ。同種は収穫量

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