農水省、TPP対策で輸出戦略見直し 日本版ソペクサ設置 農林水産物・食品に特化
TPP(環太平洋経済連携協定)対策の一環で日本の農林水産物・食品の輸出戦略の見直しが進む。自民党などの意向を踏まえて農林水産省は7日に同党の部会で輸出戦略などの見直し状況を説明。フランスの公的機関として、ワインや乳製品などを世界に広めてきたフランス食品振興会(ソペクサ)の日本版の創設に向けた検討状況を明らかにしている。農林水産物・食品の輸出はフランスなどに比べて出遅れ感が否めないが、日本版ソペクサで巻き返しを狙う。(伊藤哲朗)