この新商品でこのメニュー!:エバラ食品工業 年末商戦の即戦力はコレに決まり!

2017.08.07 462号 11面

 ◇理想的3タン(簡単・時短・驚嘆)を実現

 1年も半ばを過ぎ、年末商戦に向けたメニュー戦略が本格化している。絶好調の肉料理、冬季定番の鍋料理、宴会の締め料理、いずれも出尽くした感があり、今年のトレンドはどうなるのか? そんな厨房の悩みに応えるのがエバラの真骨頂。今年は「肉料理=炭火焼き」「鍋料理=ちゃんこ」「締め料理=山椒辛味噌ラーメン」の3商品を新提案する。いずれも「3タン」(簡単・時短・驚嘆)を実現する即戦力。エバラ渾身の自信作をぜひともお試しあれ!

 ◇「ちゃんこ鍋」と「寄せ鍋」は違う!!

 今では区別の難しい「ちゃんこ鍋」と「寄せ鍋」だが、「ちゃんこ鍋」には昔ながらの定義がある。そもそも「ちゃんこ」は相撲の力士の食事全般を指し、ちゃんこ鍋=力士の食べる鍋料理、だ。ちゃんこ鍋に入れる具材としては、“手足が地面につく”という意味で、豚や牛などの四足動物の肉類は負けを連想させることから避けられ、二本足で立つ鶏がよく使われていたのである。(現在では、豚、牛などの肉もよく食べられている)

 ◆「鶏炭焼のたれ」 炭火いらずで炭火焼き風の料理が完成

 絡めるだけの手間いらず 人を惹きつける炭火焼きの香り

 肉や魚、野菜などを香ばしく焼き上げる炭火焼き料理は、グルメの間では人気が高い。その特別感からも、「炭火焼き」と銘打つだけで十分、店の名物メニューになる。

 しかし、炭火焼き料理を提供するのは、ハードルが高いのも事実。まず専門の炭火焼き設備を導入しなくてはならない。また、火力調整が難しい炭火で、程よくこんがり焼き上げるのは熟練の技が必須。調理時間もかかる。

 だからこそ“特別メニュー”となり得るわけだが、こうした問題を一挙解決し、簡便に炭火焼き風の味付けができるという画期的な「鶏炭焼のたれ」を、エバラが開発した。

 同品は、国産の食用竹炭を使用して特有の風味をつけた調味だれで、食材を炒めてから同品をさっと絡めるだけで炭の香り漂う一品が完成する。程よい塩味と鶏のうま味が効いた風味豊かな味わいとともに、どこか懐かしく、人を惹きつけてやまない炭の香りがしっかりと感じられる。炒めた鶏肉に絡めるのが何といってもイチ推しで、ちょっぴり高級感のある地鶏料理風に仕上がるはずだ。牛、豚肉や魚に絡めたり、また野菜炒めなどに使うのも、悪くない。

 炭火焼き設備も熟練の技も必要なく、普段の焼き物や炒め料理とまったく変わらない手間で食通好みの一品が完成するのだから、「特別感のある名物メニュー」を欲している店にこそ、ぜひ試してほしい。

 ●商品紹介:「鶏炭焼のたれ」

 絡めるだけで炭火焼き風に

 赤穂産の塩と鶏のうま味をベースに香味野菜を加え、風味豊かに仕上げた。食材に対し10~15%の使用で、本品1本で約5kgの鶏もも肉に使用。

 規格=545g(常温)

 ◆「山椒が香る辛味噌ラーメンスープ」 山椒と唐辛子のW辛味

 シビれる香り立つ奥深い辛味 炒め調味料、漬けだれ、ディップにも

 職人志向の上質なラーメンは数あれど、万人志向の実績で比べれば、チェーン店系の「辛(ネギ)味噌ラーメン」に軍配が上がる。辛味の効いた味噌スープはラーメン史上に残る大傑作といえる。

 その辛味噌スープをさらに進化させたのが「山椒が香る辛味噌ラーメンスープ」だ。四川青山椒の麻(マー)、唐辛子の辣(ラー)。二つの辛味をブレンドした、いわばダブル辛味の「麻辣味噌スープ」である。単なる辛味の強調だと思ったら大間違いだ。「シビれる辛味+香り立つ辛味=奥深い辛味」という辛味のハーモニーが絶妙この上ない。辛味の新境地といっても過言ではなかろう。

 それゆえラーメンだけに使うのはもったいない。程よい粘度で溶けやすいので汎用性も抜群。野菜炒めやチャーハンなどの炒め調味料に最適。肉や魚の漬け焼き用の調味だれとしても好適。生野菜、焼鳥、焼肉にそのまま添えて、辛味噌ディップにするのも一法だ。アイデア次第で活用方法はいろいろ。まさに常備に欠かせぬ逸品となりそうだ。

 十数年前、麻婆豆腐に四川山椒を加えて辛味を複雑化するのがブームとなり、いまや本格的麻婆豆腐のスタンダードとして定着した。山椒辛味噌ラーメンも麻婆豆腐と同様、本品をきっかけに辛味の複雑化が巻き起こりそうだ。

 ●商品紹介:「山椒が香る辛味噌ラーメンスープ」

 シビれる麻(マー)がクセになる

 香味野菜を効かせた味噌をベースに四川青山椒と唐辛子を合わせ、シビれる麻(マー)の辛味がクセになる味わいに仕上げた辛味噌ラーメンスープ。7倍希釈タイプで、本品1袋で約20人分。

 規格=1kg(常温)

 ◆「丸鶏しおちゃんこ鍋スープ」 ちゃんこの魅力を徹底追求

 丸鶏のうま味がしみる 飲み干したくなる“やみつき系”

 「好きな鍋料理は?」との質問に対して、必ずといっていいほど上位にランクインする「寄せ鍋」と「ちゃんこ鍋」。この二つの鍋料理だが、何が違うのか、疑問に思う人も多いだろう。

 寄せ鍋のスープは、ダシを軸に醤油、塩、みりんなどで味付けをしたあっさりとした味わいの、いわば「食べ飽きない味」だ。対してちゃんこ鍋のスープは、畜肉系のうま味が効いたコク深い味わいが多く、「“やみつき系”の味」ともいわれている。

 こうした両者の魅力の違いに着目し、エバラがこのほど開発したのが、ちゃんこに特化した「丸鶏しおちゃんこ鍋スープ」だ。

 「丸鶏しおちゃんこ鍋スープ」は、丸鶏のコクとうま味を前面に出した味に仕上がっている。まろやかな丸鶏のうま味に鰹、昆布の風味を加えたその味わいは、野菜や鶏肉を入れるといっそう奥深くなるが、このスープだけでもうま味は十分過ぎるほど十分。ラーメンスープにも近いその味わいは、つい飲み干したくなる、まさに“やみつき系の味”なのだ。

 うま味とコクは濃いのに不思議と後味がすっきりとしており、特に麺との相性がバツグン。“鍋の締めはラーメン”派への訴求力も申し分ない一品である。

 ●商品紹介:「丸鶏しおちゃんこ鍋スープ」

 コク深い丸鶏のうま味

 丸鶏のうま味に鰹、昆布の風味を加えた味。コク深い味わいながらも後味のキレがよいスープ。11倍希釈タイプで、本品1本で約50人分。

 規格=1L(常温)

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