マッチで偲ぶ外食史:オリーブの木 ドトールコーヒーが料理主体の業態として期待をかけたブランド

2018.02.05 468号 13面
※マッチは筆者のコレクションです

※マッチは筆者のコレクションです

 「オリーブの木」は、ドトールコーヒーが1980年代に開発したスパゲティ専門店のブランドだ。同店が登場したときは、コーヒー専門のドトールが料理を主体とした新業態を出したということで話題になった記憶がある。同社の創業者である鳥羽博通氏は99年に出版されたある経営書の中で、「コロラド」「ドトールコーヒーショップ」「オリーブの木」「マウカメドウズ」「エクセシオール」が同社の「五つの業態」であると述べている。つまり2000年ごろには、まだ主力ブランドとしての位置付けだったのだろう。

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