愛用食材と調理技術:マンモスカフェ 女性に好評のヘルシー米飯2種
●岡山県産こしひかり玄米/岩手県産黒紫米 赤飯風で白米派にも対応
健康志向の女性から支持が高い、玄米や雑穀米。「マンモスカフェ」では、オープンした6年半前から玄米食を提供し、女性ファンを増やしている。ランチの主食には玄米と黒紫米を用意しており、同程度のオーダーがあるという。
玄米で使用するのは、オーナー・茶屋もも絵さんの友人の実家が生産する無農薬栽培こしひかり。「玄米で出すなら、農薬を使用していないものをという思いがありました。生産者がはっきりしているので、安心して提供できる」と茶屋さん。
最初は玄米だけの提供だったが、「白米を求める人にも対応したい」と導入したのが黒紫米。黒紫米はポリフェノールが豊富でヘルシー感があり、白米派・アンチ白米派両者に受け入れられる主食として考案したとか。
炊飯では、前述の玄米を当日に精米して白米に。白米3合に、黒紫米大さじ1程度を配合するが、少量の黒紫米とは思えないほど、存在感たっぷりの炊き上がりになる。白米だけよりもモチモチとおいしく、赤飯のような美しい色合いもアピールする。黒紫米を洗いすぎないことが、色や風味をとどめるためのポイントだ。
同店では、上位クラスの家庭用炊飯器2台で炊飯。水分量は収穫からの経過を見ながら調整し、日々まかないで食べて味を確認することも心掛けているという。
●店舗情報
「マンモスカフェ」
所在地=大阪市西区新町1-2-6 日宝ニュウ新町ビル地下1階