若返りを狙う主力品種「氷結」ブランドの商品群(右が新シリーズの「やさしい果実の3%」)
キリンビールは11年のRTD戦略として主力ブランド「氷結」の若返りを掲げる。4月から若者や女性層の取り込みを狙うためアルコール度数を低く設定した新シリーズ「同やさしい果実の3%」を発売するほか、「同スタンダード」と「同ストロング」を3月にリニューアルする。「氷結」は同社RTD全体の8割を担うが、中年~年配層など男性ヘビーユーザーの支持が多く、若者層をはじめとする新規ユーザーの獲得が課題だった。2月23日に都内で行った戦略発表会で「11年は『氷結』ブランドの大きな転回点」(同