雑賀技術研究所、複数アレルゲンの一斉分析技術を開発 日本食品化学学会で発表

 雑賀技術研究所と分析機器メーカーのSCIEXは、複数のアレルゲンが一度に分かる分析法を共同開発した。加工食品のシチューで検証を行い、特定原材料7品目(乳・卵・小麦・落花生・そば・エビ・カニ)を一度に検査できることを確認。このほど行われた日本食品化学学会第25回総会・学術大会でポスター発表した。
 アレルゲン検査法は現状、個別分析のELISA法が一般的に用いられ、多様な原材料を含む加工食品の場合、品目ごとに個別検査が必要で、時間やコストがかかる。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら