有機ワイン、表示規制に賛否 10月から認証マーク必須へ
2025.08.15
オーガニックワインの新表示規制に輸入業者から賛否の声が上がっている。10月以降、国が定める認証マークがない輸入ワインは「オーガニック(有機)」を名乗れない。ワイン業界における有機表示のあり方が問われている。認証マーク付き商品は有機ブドウ原料の付加価値品…続きを読む
消費者庁が検討している商品パッケージ前面での栄養成分表示について、同庁が7月29日に開いた有識者会議がガイドライン(GL)案を大筋で了承した。表示は法的に義務化せず、食品事業者の自主的な取り組みによる普及を目指す。(本宮康博) ※詳細は後日電子版にて…続きを読む
健康食品産業協議会、日本健康・栄養食品協会、日本抗加齢協会、日本チェーンドラッグストア協会、日本通信販売協会は7日、合同で「公正競争規約準備室」を設置し、機能性表示食品公正競争規約の策定に向けて取り組んでいくと発表した。 24年に機能性表示食品の紅…続きを読む
ショウガを主力に扱う遠藤食品では、パッケージの栄養成分表示をこれまでの100gから1食分相当(10g)の常食量表示に順次切り替えを進めている。漬物の高塩分イメージからの脱却を図り、同社では昨年10月から率先して取り組みを開始した。切り替えは現在も順調…続きを読む
日清オイリオグループは9日、展開する機能性表示食品「日清MCTオイル」の新たな表示機能として、「中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)はBMIが高めの方の食べた脂質(あぶら)の代謝(分解)を高める」が消費者庁で受理・公表されたことを発表した。食用油や加工…続きを読む
全国発酵乳乳酸菌飲料協会(発酵乳協)・発酵乳乳酸菌飲料構成取引協議会は8月6日、2025年度「食品表示セミナー」を開催する。発酵乳・乳酸菌飲料の製造販売に従事する表示責任者・担当者を対象に、Zoomを使用したWebセミナーとして実施する。事前登録制で…続きを読む
昨年9月の機能性表示食品の制度改正を受け、健康食品業界の間で各種課題が浮き彫りになっている。今年4月からの新規届け出については、PRISMA2020に準拠したシステマチックレビュー(SR)への対応が必要となっているが、消費者庁からの書類差し戻しなどが…続きを読む
GI保護制度では、夕張メロンや神戸ビーフのようなGI名称を、登録生産者団体の構成員以外の者が使用することはできない。 ただし、その名称をGI登録される前から使用していた者(生産業者、加工品製造業者、外食業者、卸売業者、小売業者等)については、一定の条件…続きを読む
◎今回のポイント 食品表示の義務表示項目には、一括表示の最初に「名称」などの表記が定められている。名称は「商品名」とは異なり、「その内容を示す一般的な名称」を書くことが原則だが、食品の分類によっては、独自のルールが定められている。現在、分かりやすい…続きを読む
日本パン公正取引協議会は19日、東京都内で第25回通常総会を開催し、すべての議案が承認された。総会後の懇親会で飯島延浩会長は、物価高や不透明な世界情勢によって消費者の節約志向が続いていると指摘。「この難局を各社の知恵と技術で乗り切る。ニーズを的確にと…続きを読む
24年(1~12月)の缶詰・瓶詰・レトルト食品の国内生産量は、缶・瓶詰の2分野で減少した。不漁・不作による原料難や値上げによる需要変動が、依然として業界を悩ませている。レトルト食品は包材や包装技術の進化を背景に、対象とする容器の種類をアルミパウチ以外…続きを読む