人手不足が大きな課題である漬物業界では、製造現場のDXに注目が集まる。全国漬物検査協会(全漬検)は2月28日、森下文化センター(東京都江東区)で「第33回漬物技術研究セミナー」を開催した。宮尾茂雄会長は冒頭、「33回と長く続いているのは各企業の努力と…続きを読む
●食物アレルギー配慮商品持つ6社で結成 4月から食物アレルギー特定原材料にくるみの表示が義務化され、7品目から8品目になる。これに伴って、食物アレルギー配慮商品を持つ食品メーカー6社で結成される「プロジェクトA」は2月19日、東京都港区のプルマン東…続きを読む
「アレルギー対応の基礎をつくり、安全な外食を実現して生活者と事業者をつなぐ」をビジョンに掲げ、昨年12月に設立した「一般社団法人外食アレルギー対応協会」が2月、設立会見を行った。医療や患者視点のアレルギーに関する協会はあるが、外食視点の協会は日本初だ…続きを読む
エスエスケイフーズの今期(25年3月期)ここまでの売上高は24年10月以降、節約志向と野菜価格高騰の影響を受けやや停滞しているが、前年超えで推移している。そこで既存品リニューアルと新商品発売に注力。物価高で鈍化する販売数量の向上に取り組む。さらに4月…続きを読む
農林水産省は18日までに、イオンビッグ(名古屋市)が傘下のプロセスセンターと店舗でそれぞれ小分け加工する塩蔵魚介類「冷凍塩さば」「塩さば」2品について、輸入品であるにもかかわらず、原産国名「中国」を表示せず、少なくとも昨年7月6日から8月8日までの間…続きを読む
気候変動は、環境と社会の両方に影響を与える世界的な大きな懸念事項となってる。リサーチ会社のコメントによると、欧州の消費者の50%以上が動物虐待、汚染、食品廃棄物などの問題に対処する製品にもっとお金を払うことをいとわないと回答している。消費者が選択する…続きを読む
昨年初頭に発生した紅麹サプリによる健康危害は、食品安全のための製造管理・品質管理の在り方、さらには消費者のリスクリテラシーの向上の必要性、そのためのリスクコミュニケーション(リスコミ)の在り方を再考させる出来事であった。健康食品や食品添加物を取り扱う…続きを読む
ITサービスを提供する東京システムハウスは2月20日午後1時30分から5時まで、「最新の食品表示の動向及び品質管理業務の効率化」をテーマにした食品メーカー向けの無料オンラインセミナーを開く。参加申し込みは同社ホームページで受け付けている。 セミナー…続きを読む
亀田製菓は17日、同月製造分から一部の米菓商品の賞味期限表示を「年月日」から「年月」に変更することを発表した。合わせて対象商品の賞味期間を、これまでの6ヵ月から7ヵ月に延長する。 対象は「96gハッピーターン」「79gハッピーターン」「83g減塩ハ…続きを読む
◇全国発酵乳乳酸菌飲料協会会長/発酵乳乳酸菌飲料公正取引協議会会長 成田裕氏 ●栄養価値情報を発信 初めに、昨年は能登半島地震をはじめとする地震災害、大型台風、集中豪雨など自然災害が多く発生した1年となりました。被災された方々に対し、心からお見舞…続きを読む