消費者庁、安全係数見直しへ 期限表示の指針改正

ニュース 総合 官公庁 2025.03.21 12909号 01面

 消費者庁は18日、食品の期限表示の設定のあり方を定めたガイドラインの改正案を固めた。食品表示基準の下に定め、28日にも公表する。食品ロス削減の観点から、期限の根拠となる安全係数の目安である「0.8」を削除し「1に近づけること、また差し引く時間や日数は0に近づけることが望ましい」と明記。多くの食品の消費・賞味期限の延長につなげる。また賞味期限が過ぎても食べることができることを示す「おいしく食べることのできる期限です」などの追加表示も推奨し、廃棄の抑制を促す。

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