GI保護制度では、夕張メロンや神戸ビーフのようなGI名称を、登録生産者団体の構成員以外の者が使用することはできない。 ただし、その名称をGI登録される前から使用していた者(生産業者、加工品製造業者、外食業者、卸売業者、小売業者等)については、一定の条件…続きを読む
◎今回のポイント 食品表示の義務表示項目には、一括表示の最初に「名称」などの表記が定められている。名称は「商品名」とは異なり、「その内容を示す一般的な名称」を書くことが原則だが、食品の分類によっては、独自のルールが定められている。現在、分かりやすい…続きを読む
日本パン公正取引協議会は19日、東京都内で第25回通常総会を開催し、すべての議案が承認された。総会後の懇親会で飯島延浩会長は、物価高や不透明な世界情勢によって消費者の節約志向が続いていると指摘。「この難局を各社の知恵と技術で乗り切る。ニーズを的確にと…続きを読む
24年(1~12月)の缶詰・瓶詰・レトルト食品の国内生産量は、缶・瓶詰の2分野で減少した。不漁・不作による原料難や値上げによる需要変動が、依然として業界を悩ませている。レトルト食品は包材や包装技術の進化を背景に、対象とする容器の種類をアルミパウチ以外…続きを読む
「飲料メーカーから要望がある日付逆転の問題は、小売業としてもしっかり対応しなければならない。解決の一番の鍵は、賞味期限を年月日から年月表示へどれだけ早く切り替えられるかにある」--。サミットの物流担当執行役員で首都圏SM物流研究会の座長を務める武田哲…続きを読む
農林水産省は3日、スーパー大手のヨークベニマルが傘下店舗で販売した「塩紅さけ辛口」の原料原産地名について、「アメリカ産」であるにもかかわらず「ロシア産」と表示し、また「ロシア産」であるにもかかわらず「アメリカ産」と表示して販売したことを確認したと公表…続きを読む
【関西】小西酒造の富士山蔵=写真=で製造された「白雪」が、令和6酒造年度全国新酒鑑評会(酒類総合研究所、日本酒造組合中央会共催)で2年連続金賞を受賞した。21日に発表された。 同鑑評会は、令和6酒造年度に製造された清酒を全国的に調査研究するもので、…続きを読む
食用塩公正取引協議会は5月26日、KKRホテル(東京都千代田区)で通常総会を行った。24年度事業報告や決算報告、25年度の事業計画や予算案、法人化に向けた定款案などすべての議案が承認。任期満了に伴う役員改選では、新会長に鈴木恵氏(天塩社長)が新任され…続きを読む
●制度改正と残された課題 ◎今回のポイント 甚大な健康被害を引き起こした紅麹サプリ問題は、原料工場のずさんな衛生管理により青カビが混入し、紅麹との共培養によってプベルル酸のカビ毒などが発生したことが原因とされ、大阪市は食中毒として被害を国に報告し…続きを読む
日本輸入チーズ普及協会は15日、KKRホテル東京で第36回定期総会を開催し、3議案すべてを承認した。内田宏己会長は輸入ナチュラルチーズ(NC)に関する統計データと輸入・消費環境の厳しさについてふれ、「こういう時こそ業界が一致結束して、市場に対処して行…続きを読む