アペックス、カップ式自販機で乳酸菌配合可能に

先押しでいつもの飲料を健康素材入りにできる

先押しでいつもの飲料を健康素材入りにできる

 自販機オペレーター、アペックスのボタン一つで好みの飲料に機能性素材を加えることができるカップ式自動販売機「ヘルスチャージスタンド」に、ハウス食品の乳酸菌L-137が配合可能になった。“いつもの1杯”の味も香りもそのままに乳酸菌がプラスでき、添加する乳酸菌は1杯当たり100億個入り、給茶機タイプでは200億個入りも選べる。加工や保存状態によって変化しやすい乳酸菌を、加熱処理することで安定化させたという。

 「ヘルスチャージスタンド」には、自動販売機の飲料すべてを機能性素材入りとして選べる「自販機タイプ」と、飲料の種類は限られるが添加する機能性素材の量を選べる「給茶機タイプ」がある。1台につき設置できる機能性素材は1種類のみで、これまでの難消化性デキストリンや今回の乳酸菌に加え、今後はスローカロリーな糖「パラチノース」を添加できるよう、さらなる開発を進めている。同社の既存のカップ式自動販売機でも、プログラミングを変えることで機能性素材を添加させることができるという。(篠原里枝)

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