荒井功ニトリパブリック社長(中央)、伊関淑之北海道酒類販売社長(同右)と参画した蔵元5社の代表
【北海道】ニトリホールディングス傘下のニトリパブリックは、道内酒類卸大手の北海道酒類販売と連携し道産日本酒の中国輸出に乗り出した。新型コロナウイルス感染拡大でインバウンド需要が激減していることや北海道物産展の中止・延期が相次ぐなど販路が縮小する状況を打破する狙いで立ち上げたプロジェクト。ニトリグループの強みであるスケールメリットを生かし、道内五つの蔵元が参画。初回の輸出として3日、石狩港から上海港に向けコンテナ便が出港した。今後、中国の提携工場から日本に製品を運んだ後の折り返