布施孝之社長(左)と山形光晴常務執行役員マーケティング部長
キリンビールは21年、強固なブランド体系の構築と次の成長に向けた新たなエンジンの育成に取り組む。ビール類では「一番搾り」「本麒麟」といった定番銘柄へ投資を集中し、酒税一本化後を見据えた布石を打つ。コロナ下で高まる高付加価値品へのニーズに対しては強みであるクラフトビールの強化を継続するとともに家庭用サーバーの本格展開へ基盤整備を急ぐ。
布施孝之社長と山形光晴常務執行役員マーケティング部長が6日、東京都内で事業方針として発表した。布施社長は昨年を「17