サタケは20日、近赤外線からX線までの広域波長帯と人工知能(AI)を駆使した、新型ベルト式光選別機「ベルトゥーザ・スペクトラ」=写真=を新発売した。穀類やナッツ類などの原料の中から、着色物や異物などの不良品を圧縮空気で除去する光選別機にあって、従来機の近赤外線域や可視光全域に加え、X線域の情報を用いて、困難だった不良品の選別を可能にした。処理能力は最大毎時5t。オープン価格で、初年度販売目標15台。アーモンドに代表されるナッツ業界を皮切りに、販路拡大を目指す。
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