キッコーマン、営業最高益を更新 海外醤油事業がけん引

味噌・醤油 決算 2021.05.03 12223号 02面
4月27日の決算会見後にトップ人事も発表。堀切功章社長(左)は会長、中野祥三郎専務が社長に就いて経営を強める

4月27日の決算会見後にトップ人事も発表。堀切功章社長(左)は会長、中野祥三郎専務が社長に就いて経営を強める

 キッコーマンは前3月期、営業利益を前年比7%増の426億1300万円に伸ばし、過去最高益を更新した。売上高は同0.1%減の4681億1900万円だった。海外の醤油事業を成長させ、業務用減を補った。最終年だった中期経営計画にはわずかながら未達。今期はコロナ共存の新常態に応じ、成長し続ける。
 利益更新は8期連続となり、経常利益は同6.1%増の414億6400万円、純利益同8.4%増の288億2800万円で着地した。欧米の醤油の増収効果を得た。特に欧州食

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