菜種油、原料環境さらに悪化 安定供給継続へ重要な局面

 ●J-オイルミルズ、期中5度目価格改定
 食用油・油脂の収益悪化が止まらない。カナダ菜種の油分低下や生産予想の下方修正など新たなコストプッシュが確実となり、菜種油の原料環境がもう一段崩れた。これを受け、J―オイルミルズは1日、期中5度目となる価格改定を22年2月1日納品分から行うことを発表。菜種油使用製品に対象を限定するが、菜種油は国内最大の消費量を抱える食用油最大のボリュームゾーン。安定供給継続へ重要な局面を迎えている。
 

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