フォーカスin:神明ホールディングス・藤尾益雄社長 コメ・青果の複合奏功

 米穀卸売業界は、加速化するコメ離れと米価下落で苦境に立たされており、対応が急務だ。最大手グループの神明ホールディングス(HD)は、コメ以外の多様な領域に進出し業績を拡大。今期(3月期決算)売上高で、米穀卸売事業の積極的な営業展開と青果部門の拡大の複合モデルが功を奏し、売上高で3000億円の大台を大幅に上回る3400億~3500億円(前期2867億円)、営業利益で100億円近く(同48億円)を確保する好決算を見込んでいる。藤尾益雄社長が具体的戦略を語った。(佐藤路登世)

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