アサリ産地偽装、サステナビリティ推進へ冷や水浴びせる

生鮮食品 ニュース 2022.02.09 12361号 01面

 全国で販売されている熊本県産表示のアサリのほとんどに、外国産アサリが混入されている可能性が高い問題は、SDGsなど社会全体が実現を目指すサステナビリティの推進に冷や水を浴びせている。産地や漁獲方法の不確かな水産物は、食品表示における消費者の信頼を損なうだけでなく、生態系や人権などに関わる問題を覆い隠してしまいかねない。農水省はいち早く調査結果を公表し、自治体や流通各社の迅速な対応が進んでいるが、今年12月には「特定水産動植物等の国内流通の適正化等に関する法律(水産流通適正化

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