特別インタビュー:日本食生活協会・宇都宮啓代表理事 新時代も「私達の健康は私達の手で」
◇健康寿命延伸と地域共生社会実現の二刀流目指す
戦後の食糧難時代、日本人の健康を守るため、立ち上がった女性たちがいた。家族や、地域の人々の栄養課題を解決するため、各地で行われた食生活の改善活動は、やがて日本全土に広がり、今日の食生活改善推進員協議会につながっている。この活動を創生期から支え、現在も事務局として活性化を図っているのが、日本食生活協会だ。1955(昭和30)年の設立から平成・令和と、日本人の食スタイルや健康課題が大きく変化する中、「私達