ZEROCO、鮮度保持技術に革新 課題解決へ新システム

イチゴを約2ヵ月保管した効果検証の事例(ZEROCO(左)と通常の冷蔵保存)

イチゴを約2ヵ月保管した効果検証の事例(ZEROCO(左)と通常の冷蔵保存)

楠本修二郎社長

楠本修二郎社長

ZEROCOが今年4月に発表した食材の鮮度保持に高い効果を示す世界初のシステム「ゼロコ(ZEROCO)」は、冷蔵庫・冷凍庫に続く「第三の鮮度保持技術」として注目されている。同システムは温度約0度Cと湿度100%弱を同時に実現することで、食材に含まれる水分が水と氷の区別ができない状態にして、氷結晶の発生を抑制。細胞破壊が起こりにくい状態で食材の表面から中心までを0度Cに近づけ、鮮度を保持する。現象としては野菜やサケを雪下で保管する伝統的な保蔵技術の応用で、自然との共存の中で育ま

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