日本食品添加物協会、心理学から考えるリスコミ 批判的思考重要に

楠見孝教授

楠見孝教授

日本食品添加物協会は3日、東京・大手町のサンケイプラザで「なぜ人は特定の食品を回避するのか」をテーマに第46回メディアフォーラムを開催、認知心理学の第一人者である京都大学大学院の楠見孝教授による講義などが行われた。認知心理学とは、人の認知過程(知覚・思考・言語・記憶)を実験や調査、観察によって解明する学問領域である。

消費者は食品のリスク情報を、TVやSNSなど多種類のメディアから入手している。その際、どのようなプロセスで情報を受け取っているか、どのようなプロセスで特定の食

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