持続可能な食品素材「サゴ」(下)国際シンポで生産・消費国連携

粉類 連載 2023.08.23 12630号 03面
江原宏サゴヤシ学会会長

江原宏サゴヤシ学会会長

会場で商品を紹介したSagoliciousのジェニー・ウィシャヤ代表

会場で商品を紹介したSagoliciousのジェニー・ウィシャヤ代表

 サゴでんぷんは日本でも古くから利用され、年間2万tを超える世界最大の輸入国となっている。そこで、1976年に「国際サゴシンポジウム(ISS)」が発足され、この間多くの研究者が開催・運営に積極的に関わってきた。
 日本で開催されたISSは85年の「人類を飢餓から守り、地球を荒廃から守る」というテーマから始まり、01年には「サゴヤシ研究の新境地」として、でんぷん活用のイノベーションについて、また15年には「サゴが人と地球の福祉を守る」をテーマにするなど各

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: 松谷化学工業