アルファ化米需要旺盛 フル生産も追いつかず 能登地震1ヵ月
能登半島地震発災から1ヵ月経過し、災害食アルファ化米大手の販売状況(速報値)では、家庭用中心に需要が一気に高まっていることが判明した。例年、自治体からの年度末発注が旺盛な時期だけに受注量に生産量が追いつかず、納品まで時間がかかるケースも出てきている。(佐藤路登世)
最大手の尾西食品は、農林水産省の要請を受け、1月末現在までで20万食以上を被災地に提供。これにスーパーやインターネットで販売する家庭用の受注増が加わり、休日返上のフル生産状態となっている。商品別では手を汚さず食べ