近畿・中国・四国発活躍する企業特集:丸久小山園 過熱する抹茶需要
2025.10.23
●用途に合わせた幅広い茶づくり 抹茶、特に宇治抹茶の人気が昨年の夏を機に急騰し、2025年に至って需要はさらに伸びた。結果として宇治抹茶は産地全体で品薄な状態が今なお続き(9月末時点)、それに合わせ、てん茶(抹茶の原葉)の新茶取引価格も前年比2.6…続きを読む
宇治茶の老舗である丸久小山園は、抹茶や緑茶の定番品はもちろんのこと、「低カフェイン抹茶」「低カリウム抹茶」など社会に貢献する商品作りを行い、ユーザーの支持を広げている。 「低カフェイン抹茶」はカフェインだけを約80%除去した商品で、子どもや妊婦でも…続きを読む
◆関西エリアメーカー動向 丸久小山園では「宇治抹茶」のブランド価値を守るため努力している。近年急増する抹茶需要が、従来の供給能力を上回っていることから、海外産の抹茶や粗悪な模倣品が日本のものと誤解され国内・世界に広まることを懸念している。 実際に…続きを読む