九州食品産業特集:五木食品 強みは自社製スープ
2025.06.26
五木食品の始まりは1878年。熊本市で製粉、製麺の店として創業した。その後「五木そば」の発売を経て、五木ブランドを確立。1960年には棒状即席麺「アベックラーメン」を発売し、67年にはLL(ロングライフ)麺業界に参入。87年本社・工場を現在の城南町に…続きを読む
●地域そば市場活性化を 五木食品は超ロングセラー商品として、棒状即席ラーメン「アベックラーメン」を扱っている。エリアでみると、特に熊本以南の南九州地区で多くの人から支持を受けている。 熊本を離れて遠隔地で暮らす熊本県民も帰省の際には、大量に購入し…続きを読む
五木食品は、独自で積極的な商品開発を進めてきた。うどんから始まり、そば、中華麺、スパゲティなど麺類全般での開発で、総合麺メーカーとして多くの種類の麺を商品化。乾麺は九州小売店頭でほぼ定番として配荷され、九州の機械麺メーカーの代表でもある。具体的には、…続きを読む