清涼飲料業界、物流課題対応進む AI活用、他業界連携も
2025.05.23
清涼飲料業界は、物流の「2024年問題」本格化に伴う動きが活発化している。他業界や飲料メーカー間での共同配送をはじめ、AIを活用した倉庫内でのピッキング作業の自動化など現場が抱えるオペレーター不足や重筋作業の負担軽減、ドライバーの待機時間短縮に向け業…続きを読む
味の素、ハウス食品、カゴメなど大手食品メーカー6社が参画する共同物流プラットフォーム・F-LINEは、加工食品物流で初めて自動運転トラックによる幹線輸送の実証実験に乗り出す。自動運転システムの開発を手がけるT2社のレベル2自動運転トラック(有人・部分…続きを読む
三菱食品は21日、日用品卸最大手のPALTAC(パルタック)と物流事業で連携・協働すると発表した。全国規模でSMやCVSと取引する事業基盤の共通性を背景に、物流拠点の相互利用や共同配送の推進で物流効率化を図る。共同物流センター設置の検討や物流DXの共同…続きを読む
キリンビバレッジは花王と協業して2月から両社の物流拠点間の輸送を開始すると発表した=イメージ図。従来の輸送ルートをつなげ、空車となっていた互いの戻り便のトラックを活用。これにより年間輸送トラック台数300台以上、該当区間の約15%に当たるGHG排出量…続きを読む
【新潟】県内トップの酒類卸・新潟酒販の榊原岳彦社長は8日、取引先となるNBメーカーや県内蔵元など取引先関係者を前に方針説明を行った。その中で小売業では県外からの有力チェーン進出が控えていることから対応を進めていくことや、傘下の新潟カーゴサービスによる…続きを読む
菓子メーカーのブルボンとロッテは11月28日、運送業の曙運輸、全国通運、日本貨物鉄道、日本石油輸送と共同で31フィートスーパーURコンテナを使ったラウンドマッチング輸送を開始した。ブルボンの新潟県の工場から福岡県の同社物流拠点へ「アルフォート」「ルマ…続きを読む
岩塚製菓、亀田製菓、ブルボンの新潟県内菓子メーカー3社は、24年度内の本格運行開始を目標に、新潟~関東間の共同トライ運行を行う。同県内の菓子メーカーの輸送効率化などを目的に、全長25mのダブル連結トラックを活用する。3社に加え、新潟県の朝日物流と新潟…続きを読む
湖池屋とコカ・コーラ ボトラーズジャパンは10月31日、関西から九州に向けた製品輸送で共同幹線輸送を10月から開始したと発表した。飲料とスナック菓子という製品特徴を生かし、トラック積載時の最適化を進める。容積・重量とも積載率を100%に高め、「物流2…続きを読む
伊藤園とコカ・コーラボトラーズジャパン(CCBJI)は、物流における生産性の向上と社会課題解決に向けて連携する。愛知県新城市を中心としたエリアで実証実験を行い、物流面での協業を8月から開始した。両社の物流拠点から小売店舗への配送部分を、CCBJIの物…続きを読む
【新潟発】県内最大手で全国的にも有力な米穀卸・新潟ケンベイ(ケンベイ)と、国分グループで県内トップの酒類卸・新潟酒販(酒販)は、昨年9月から県内における共同配送事業を開始した。ケンベイが酒販へ、酒販からグループ企業・新潟カーゴサービスへ配送業務を委託…続きを読む
競合する冷凍食品メーカー大手5社が非競争領域の冷凍物流で協業を進め、持続的成長の確保を目指す。味の素冷凍食品、テーブルマーク、ニチレイ、ニッスイ、マルハニチロは19日、物流の2024問題へ対応するため(1)共同物流拡大(2)課題対応(3)GX・DX推…続きを読む