全国緑茶特集:竹沢製茶・竹澤重人社長 お客さまの要望に寄り添う
2025.06.23
◇静岡茶産業のキーパーソンに聞く 静岡市の竹沢製茶は業界に先駆けて、茶葉専用のティーバッグ(TB)「魔法のティーバッグ」を展開するなど、消費者のニーズを的確にとらえ、着実に成長を続ける。竹澤重人社長は「お客さまの要望に寄り添うことこそが茶商の存在価…続きを読む
茶葉で入れる緑茶のある暮らしを提案する吉村は、急須のように茶葉から淹れる楽しさと手軽さを両立した新型容器「マッティーボトル」を7月に発売する。クラウドファンディングMakuake(マクアケ)で目標金額に対して183%の支援を集め、実用性とデザイン性の…続きを読む
木長園の林長史会長は過去に例のない「宇治抹茶ブーム」を警戒する。以前から人気のあった宇治抹茶だが、昨年から今年にかけて人気が異様なほど高まっており、影響は抹茶の原料となる碾(てん)茶の取引価格にまで及ぶ。JA全農京都茶市場(京都府城陽市)で5月9日に…続きを読む
山城屋茶舗は1912(大正元)年の創業以来、上質な日本茶を提供し続けている。約10年前からは、「宇治茶」の伝統を大切にしつつ、「福知山ブランド」の茶を訴求しはじめた。背景には「地方(京都府福知山市)であっても既存の商品を地域ブランディングし、新たなス…続きを読む
伊藤園は、お茶の「おいしさ」「すこやかさ」「たのしさ」を訴求し、緑茶リーフ市場のさらなる拡大に取り組む。今期も、引き続き伸長するティーバッグ(TB)やインスタント(パウダータイプ)などの簡便性製品の強化に注力し、さらなる成長を目指す。加えて、国内外で…続きを読む
●地域の魅力を生かした商品づくり フルーツタルトの名店、静岡市のキルフェボンは地元静岡の生産者との信頼関係を築きながら、地域の魅力を生かした商品づくりに注力する。6月には深蒸しの静岡県菊川産の深蒸し茶を使った「静岡県菊川産2025年産 深蒸し菊川新…続きを読む
25年の新茶は生産量が前年より2割程度落ち込んだものの、価格下落に歯止めがかかり、生産者の収益向上につながる取引が実現しつつある。全国約1000社を擁する全国茶商工業協同組合連合会の理事長を務める佐々木余志彦氏(佐々木製茶社長)は緑茶が持つ健康効果に…続きを読む
荒茶取引の中核を担う静岡茶市場で4月、新茶初取引が行われた。今回、一部取引で最低落札価格に価格を上乗せする入札方式を採用。手もみ有機茶が600g当たり60万円と高値で取引されるなど、生産者・茶商双方が満足のいく価格形成に成功するなど、茶農家にとって有…続きを読む
今年の緑茶をめぐる市況は前年に続き、新茶取引で高値を付けるなど、好調な滑り出しを見せた。特に抹茶原料の輸出は農林水産省の支援などで拡大基調が続く。(宇佐見勇一)
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◆各地のバイヤーに聞く ●“三方よし”へイベント・勉強会開催 「おいしいもの、いいものだけを」をコンセプトに掲げ、地域に根差した店舗を愛知県で5店舗展開している一宮市の旬楽膳は、お茶の消費拡大に向け生産者と消費者を結ぶプラットフォームの役割を担っ…続きを読む
◆各地のバイヤーに聞く ●体験会やセミナーでお茶文化の継承にも注力 生活協同組合コープこうべは「コープならでは」を感じさせるお茶を充実させ、組合員のニーズに応えている。三つのPB「コープこうべ商品」「コープこうべフードプラン」「日本生協連コープ商…続きを読む