宇治の露製茶は今夏、「伊右衛門」の発売開始20周年を記念し、「伊右衛門抹茶入り煎茶100g袋」に新茶を入れ、1ヵ月程度の期間限定で販売する。パッケージにも変化を加え、シズル感をうまく表現するなど、暑い夏に緑茶を飲みたくなるよう工夫を凝らした。惜しみな…続きを読む
木長園は、日本緑茶発祥の地である京都府宇治田原町に本社を構え、自社の競争力強化を図るとともに、京都府や同宇治田原町、京都府茶協同組合などと官民連携による地域一丸の取り組みにも参加し、「宇治茶」「京都茶」ブランドの浸透を期す。 林長史会長は「国内市場…続きを読む
吉村は夏に向けて茶雑菓で、フィルターインボトル(FIB)を使って、リーフで入れる緑茶とアルコールメニューを併せた「お茶割りBAR」の提案を行っている。自宅で急須を使ってお茶を入れないライトユーザーで、リーフで入れる緑茶の初心者を対象に、アルコール飲料…続きを読む
伊藤園は、お茶の「おいしさ」「すこやかさ」「たのしさ」を訴求し、緑茶リーフ市場のさらなる拡大に取り組む。 今期も、伸長するプレミアムティーバッグやインスタント製品(パウダータイプ)などの簡便性製品の強化に注力する。 加えて、お茶が果たしてきた役割…続きを読む
静岡や京都の宇治などの産地での新茶の初取引では最高値を記録し、今年は幸先のいいスタートを切った。一方、肥料や燃料などの資材価格の高騰は続き、市場環境は厳しいままだ。そのため、「Matcha」として世界的に広く認知されている抹茶原料の輸出に活路を見いだ…続きを読む
◇全国茶商工業協同組合連合会 佐々木余志彦理事長 24年の新茶は品質が良く、需要喚起の絶好の一年といえる。夏に向けて、簡便な水出し煎茶の積極的なPRをはじめ、輸出や有機栽培などの伸びている市場を取り込みながら活性化を図っていく。今回、全国約1000…続きを読む
2015年に設立した日本茶アンバサダー協会は、日本茶の振興を目的とする一般社団法人だ。専門知識を持つ日本茶アンバサダーの任命・育成のほか、消費者との接点を創出する企画を運営、自治体・企業との協業も進めている。10月29日には松屋銀座店(東京都中央区)…続きを読む
◇イズミ 柴原佑也食品本部加工食品部チーフバイヤー まず日本茶全体は、大きな伸長が見込みにくいカテゴリーであるのが現状だ。当社は、広島を含めた中四国、九州に店舗を構えている。エリア別にリーフ茶の動向を見るると、例えば九州は煎茶が強い。これに対して、…続きを読む
◇生活協同組合コープこうべ 宇原幹雄商品事業商品部日配総菜・食品食品担当係長 生活協同組合コープこうべのお茶の取り扱いは、最大で103SKUとなっている。MD方針として、見やすい売場づくりを図っている。お茶を含む食品全体でSKUを削減し商品の視認性…続きを読む
◇三善 川合政典専務取締役 お茶どころで知られる静岡県掛川市のスーパーサンゼンを運営する三善の今期(24年2月期)ここまでの緑茶カテゴリーの業績は、急須離れでリーフ茶の売れ行きが鈍化している。一方、マイボトルの普及に伴い、ティーバッグ茶の売上げが伸…続きを読む