清酒特集2024
2024.11.06清酒を一層おいしく味わえる季節がやってきた。大手清酒メーカーはここまで、総じて主力の大容量パックは苦戦する動きがあるものの、小容量、中容量帯は好調に推移する。(藤林敏治)
宝酒造の24年4~9月の国内清酒事業の売上高は、数量ベースで前年比3%減となっている。松竹梅白壁蔵「澪」シリーズは、前年実績を上回る。松竹梅「昴〈生貯蔵酒〉」は、同2桁増の伸長で好調を維持している。 今季も引き続き、「澪」と、「昴」に注力する。「澪…続きを読む
白鶴酒造の24年4~9月の国内清酒事業の売上高は、金額、数量ベースとも前年比約2%減となっている。白鶴「まる」は、大容量帯は苦戦するものの中小容量帯は比較的堅調で、「米だけのまる 純米酒」は、比較的好調に推移している。 日本酒用酵母とワイン用酵母を…続きを読む
清酒を一層おいしく味わえる季節がやってきた。大手清酒メーカーはここまで、総じて主力の大容量パックは苦戦する動きがあるものの、小容量、中容量帯は好調に推移する。秋冬シーズンには市場が広がる低アルコール商品の投入や炭酸割りの飲み方提案が目を引く。既存商品…続きを読む
小西酒造の23年4月から24年2月の清酒事業の売上高は、数量ベースでは前年比4%減だったものの、金額ベースでは同2%増となっている。注力するひやしぼりシリーズの「KONISHI 大吟醸ひやしぼり」「KONISHI 純米吟醸ひやしぼり」「KONISHI…続きを読む
沢の鶴の23年4月から24年2月までの清酒事業の売上高は、金額、数量ベースのいずれも前年同期比で微減となっている。 「米だけの酒」はほぼ前年実績で堅調に推移。主力の「純米酒 山田錦」が前年実績超えとなっている。「100人の〓(きき)酒師」は取り扱い…続きを読む
白鹿ブランドを展開する辰馬本家酒造の23年4月から24年2月までの清酒事業の売上高は、数量ベースで前年比5%減、金額ベースで同1%減となっている。一升瓶が苦戦するも、注力アイテムの「黒松白鹿 かおり 純米吟醸 プレミアム」900mlは、新規の獲得や既…続きを読む
日本盛の23年4月から24年2月までの清酒事業の売上高は、金額ベースで前年実績を維持した。昨年3月に発売した「日本盛 JAPAN SODA 180mlボトル缶」が定着し、堅調な「ボトル缶」群の実績に上乗せとなっている。180mlブリックパックの「鬼こ…続きを読む
大関の23年4月から24年2月までの清酒事業の売上高は数量ベースで前年比1%減だったものの、価格改定効果などで金額ベースでは同3%増となった。「のものも」は酒質と高級感のあるパッケージデザイン、値頃感が評価され好調を維持し前年実績超えとなっている。「…続きを読む
月桂冠の23年4月から24年2月の清酒事業の売上高は、数量ベースで前年比10%減となっている。「つき」や「上撰さけパック」の大容量パックは苦戦しているが、機能性商品「糖質・プリン体Wゼロ」は、前年並みを維持している。独自の酵母を使い、低温で丁寧にゆっ…続きを読む
黄桜の23年10月~24年2月までの清酒事業の売上高は、金額、数量ベースのいずれも前年比で微減となっている。アイテム別では「辛口一献」は微減だが、「呑」は価格の据え置きにより数量が戻ってきている。180mlサイズで展開する「黄桜 京のとくり」「黄桜 …続きを読む