春季清酒特集2025
2025.04.16清酒業界は春夏の需要シーズンを迎えた。特定名称酒群は比較的好調な動きを見せる中、酒類業界を取り巻く低アルコールニーズの高まりが清酒業界にも広がっており、今季も低アルコール清酒の新商品投入をはじめ、既存商品を生かし、日本酒を炭酸水で割る「酒ハイ(SAK…続きを読む
菊正宗酒造の24年4月から25年2月までの国内清酒事業の売上高は、数量、金額ベースのいずれも前年比5%減となっている。注力している「しぼりたてギンパック」シリーズは前年並み実績を維持し健闘している。24年秋にパッケージをリニューアルした「菊正宗 上撰…続きを読む
宝酒造の24年4月から25年2月までの国内清酒カテゴリーの販売数量は、前年比9%減だった。清酒カテゴリー全体は24年10月に行った値上げの影響があったが、1.8L紙パックで23、24年と2年連続モンドセレクション金賞受賞の松竹梅「昴〈生貯蔵酒〉」は前…続きを読む
清酒業界は春夏の需要シーズンを迎えた。特定名称酒群は比較的好調な動きを見せる中、酒類業界を取り巻く低アルコールニーズの高まりが清酒業界にも広がっており、今季も低アルコール清酒の新商品投入をはじめ、既存商品を生かし、日本酒を炭酸水で割る「酒ハイ(SAK…続きを読む
清酒を一層おいしく味わえる季節がやってきた。大手清酒メーカーはここまで、総じて主力の大容量パックは苦戦する動きがあるものの、小容量、中容量帯は好調に推移する。(藤林敏治)
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沢の鶴の24年4~9月の国内清酒事業の売上高は、数量ベースで前年比1.4%減、金額ベースで同0.8%減となっている。2本柱のうちの「米だけの酒」が前年並みの実績で堅調な動きとなり、「純米酒 山田錦」は前年実績超えと好調を維持した。若年層ユーザーをター…続きを読む
小西酒造の24年4~9月の国内清酒事業の売上高は、数量ベースで約1%減、金額ベースで約3%増となっている。アイテム別では注力している「KONISHI 大吟醸ひやしぼり」「KONISHI 吟醸ひやしぼり」「KONISHI 純米吟醸ひやしぼり」が3アイテ…続きを読む
白鹿ブランドを展開する辰馬本家酒造の24年4~9月の国内清酒事業の売上高は、数量ベースで前年比2%減、金額ベースで同1%減となっている。「黒松白鹿 純米」パックシリーズは同4%増、「黒松白鹿 かおり 純米吟醸 プレミアム」は、裾野が広がり同6%増。今…続きを読む
大関の24年4~9月の国内清酒事業の売上高は、数量ベースで前年比7%減、金額ベースで同5%減となっている。IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2024(SAKE部門)普通酒の部でシルバーメダルを受賞した「のものも」は、前年並みの実績を維持…続きを読む
日本盛の24年4~8月の国内清酒事業の売上高は、金額、数量ベースのいずれも前年比約5%減となり、市場動向並みの動きとなった。 今夏、人気アニメ「ぼっち・ざ・ろっく」とコラボしたグッズと「おにころカップ酒」の2000セットが発売40分で完売する人気を…続きを読む
月桂冠の24年4~9月の国内清酒事業の売上高は、数量ベースで前年比5%弱の減となっている。主力の大容量パックの「つき」や「上撰さけパック」は苦戦するも、機能性商品「糖質・プリン体Wゼロ」は前年並みで堅調。小容量、中容量の瓶商品は好調だった。 春夏限…続きを読む