ハインツ日本、400㌘・PET容器「トマトケチャップ」4月20日から全国発売
八九年のトマト加工製品輸入自由化を契機に日本のトマトケチャップ市場に本格参入しているハインツ日本㈱(東京都新宿区、03・3269・8177)は20日から、主力商品の五一〇㌘ボトルに変え、トマトケチャップとしては初めてPET素材(ポリエチレンテレフタレート)を使用したほか、使いきりの良い四〇〇㌘入りの新サイズで全国発売した。これにより、ハインツの小売用トマトケチャップ製品ラインアップは、七九四㌘入りと合わせ二品のPETボトル容器となる。
商品特徴は、▽PETボトルを採用‐透明度、光沢は抜群で、棚に並べた時にトマトの赤色が鮮やかに映え、他のプラスチック容器に比べ、衝撃に強く、柔軟性もあり使いやすい。PET素材は、焼却カロリーが低く、有毒ガスや黒煙を出さないなど環境にやさしい▽トマトが濃いおいしいケチャップ‐完熟トマトを収穫後、短時間のうちに製品化するため、濃くてコクのあるケチャップとなっている▽使いやすい四〇〇㌘サイズ‐同社調べで、月平均四〇〇㌘あるいは八〇〇㌘以上のケチャップを消費する家庭が全体の約七〇%を占め、その消費量は全体の実に九〇%に及ぶ。
内容量、荷姿、標準小売価格は▽四〇〇㌘が一×二四個入り、三一〇円▽七九四㌘が一×二〇個入り、四八〇円。
新テレビCMは、新婚ホヤホヤの布施博がアクロバット飛行でハインツのトマトケチャップの濃さを証明。
〈ワンポイント〉コンクとPET素材が商品の決め手。