菊水、主力商品の「知床ざるそば(生そば)」など5品、3月1日からリニューアル発売

スープ 1993.03.22 7514号 12面

【札幌】㈱菊水(011・383・7905)は、同社主力商品の「知床ざるそば」、「知床ざるうどん」など五品を3月1日からリニューアル発売した。

「知床ざるそば」(生そば)は、ブルーを基調に夏の涼しさをイメージした明るいパッケージに変更。ざるそばのシズルを大きめにし、店頭での印象度を高めることを狙ったほか、同社独自製法による海藻を練り込んだ風味、食感豊かな麺は変わらないが、添付の麺つゆは、天然醸造の風味豊かな醤油に良質のみりん、昆布とカツオだしをたっぷり加えた特選つゆで、消費者ニーズにあった味に改良を加えている。

「知床ざるうどん」(生うどん)もざるそばリニューアルに合わせてパッケージを一新、涼しさと勢いを強く感じさせる色使いに、“ざるうどん”の字体を大型化、店頭での認知度アップを狙ったほか、“知床”のロゴをそばと統一し、「知床」シリーズのブランド確立を目指している。また、海藻を練り込んだ麺は夏場の日持ちを良くするよう、調水の改良を図ったほか、昆布とかつおだしたっぷりのうどんつゆとマッチし、味を一層引き立てているのが特徴。「知床」そば、うどんいずれも一袋二人前スープ付きで、希望小売価格は二八〇円。一ケース一二袋入り。

このほか、昨年から発売している「細切りざるラーメン」は、従来食べ方の提案兼ねて添付していたわさび、ごまをはずし、パッケージでの提案訴求のみとしたほか、金色の地にざるラーメンの黒文字を入れ高級感を打ち出したパッケージに一新、小売価格は二七〇円と買い求め易い価格に設定した。同社では冷し中華に次ぐ商品に育成したい構えだ。内容は一袋生ラーメン二食入り、スープ付き。荷姿は一ケース一二袋。

このほか、「サッポロ焼そば」二人前および三人前の両商品も焼きそばをイメージする赤、黄色を基調としたパッケージで強力にイメージ訴求を図った。添付ソースもスパイスの辛味で一層味を引きしめた本格派焼きそばソースに改良を加えたほか、特に主力の三人前焼そばは、「家庭での団らん」をキーポイントした販売訴求を図る。

内容は二人前、三人前それぞれ蒸し麺二食入り、三食入りいずれも粉末ソース付き。希望小売価格、荷姿はそれぞれ一七〇円、一ケース一五袋入り、二二〇円、ケース一〇袋入りとなっている。

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