キリンビール、ビール職人が責任醸造した「ブラウマイスター」10月から限定販売
キリンビール㈱(東京都渋谷区、03・5485・6155)は、ビール醸造職人が責任醸造したビール「キリンブラウマイスター」大びん(六三三㍉㍑)‐写真‐を10月から12月の各月一回の計三回、東京都と神奈川県で六本入りカートン四〇万ケースを数量限定で発売する。
「キリンブラウマイスター」は、一人の職人が、自ら理想とする高品質の素材を厳選し、ただ一つの指定した銅製の釜で仕込み、現在では自動化されているホップの投入も自らの手で行い、発酵、熟成のタイミングまで全醸造工程に立ち会うなど、自身の五感によって、丹念に、心をこめて造りあげたビール、という。味覚は、“ビールの魂”といわれるホップのうまさを最大限に引き出し、豊かな香りと泡を持っているのが特徴。アルコール度数は五・五%。
ネーミングの「ブラウマイスター」の「ブラウ」はビール醸造を、「マイスター」は職人の最高位を意味している。
ドイツではビール醸造には欠かせない国家資格になっていることから、この専門養成機関を卒業し、ビール造りに関するすべての知識とノウハウを身につけた人物に、同社では「ブラウマイスター」の称号を与えており、現在四人が活躍しているという。
パッケージは、本格感、品質感、高級感のある落ち着いたデザインで、メーン・ネックラベルはエンボス仕上げを施してある。
一本当たりの小売価格は従来品より三〇円高い三五〇円で、六本入りカートン二一〇〇円。同社からは二セット単位で出荷される。出荷時期は、第一回が10月7、8日、第二回が11月4、5日、第三回が12月6、7日。この商品は、同社の外食グループ「キリンシティ」などでも販売する予定。