ＵＣＣ上島珈琲（株）（東京本部=東京都港区、０３・５４００・５５４４）は、新スポーツ飲料「ＸＡＱＵＡ（ザクア）三四〇ｇ缶」を開発し４月１日から全国で発売する。

同社によると、スポーツ飲料の昨年の販売量は七六〇〇万ケースと推測されており、清飲市場で大きなカテゴリーに成長。特に最近では単に水分補給に主眼を置くのではなく、エネルギーの源を補給するというようにその機能が多様化しているという。

新製品は、従来のスポーツ飲料の特徴である水分補給に着目しながら、同時にスポーツをするうえで必要な瞬発力、加速力、持続力などのエネルギーを補給する飲料として開発したもの。スポーツによって失われた水分や電解質をスムーズに補給し、体内で速やかにエネルギーに交換する果糖や今話題の冬虫夏草エキスを採り入れ、さらに育ち盛りの若者たちに不可欠なカルシウムまでを配合したバランスの良いスポーツ飲料。レモン果汁のサッパリした飲み心地も若者の志向をとらえている。またパッケージも今までのスポーツ飲料にはなかった黒をベースにした三次元世界（３Ｄ）をイメージした斬新なデザインを採り入れ、若者に人気の的であるイタリアン・フットボール・リーグ（セリエＡ）の公認飲料としても、アピールしていく。

「ＸＡＱＵＡ」は新世代“ゼネレーションＸ”に向けた新飲料で、“未知の水、究極の水”を意味するブランドネーム。初年度販売目標は二〇〇万ケース。

内容量・荷姿は三四〇ｇ×二四本入り一ケース。希望小売価格一〇七円（消費税含まず）。バーコード４９０１２０１２０４１９７。