伊藤ハム、「いぶし工房シリーズ」本物志向ベーコン3種発売
伊藤ハム(株)(西宮市高畑町、0798・66・1231)は、スライスベーコンのJAS上級品「いぶし工房」シリーズ三品を3月1日から全国に新発売した。
これまで伸び続けてきたベーコン市場も価格訴求品が中心となり伸びも鈍化している。このような状況の中で、消費者の“おいしさ本物志向”をしっかり捉えた製品として「いぶし工房」ベーコンシリーズを発売した。ベーコンは他のハム類に比べてメーニューの数が多く、広がりがある。同品はメニューに合わせて、スモーク、味付け、厚さにこだわった商品選びができる。初年度販売目標は四〇億円(小売ベース)。
シリーズ商品の特徴は次の通り。
▽うすぎりベーコン(桜の木でスモーク、標準枚数九枚)=日本人に合った香り豊かなスモークの味わい。薄切りだから巻物料理に、また炒めてカリカリベーコンに幅広く楽しめる▽パストラミベーコン(くるみの木でスモーク、標準枚数七枚)=スモークを押えたまろやかな風味。粒コショウがピリッと味を引き立てる。炒めものに、野菜巻きにスパイシーな世界が楽しめる▽厚切りベーコン(ヒッコリーでスモーク、標準枚数五枚)=欧米で最もポピュラーな、味わい深い風味が魅力。厚切りに仕上げているのでスモークの風味を味わう煮込み料理や炒め物に最適商品。
内容量は、三品とも一二〇g、希望小売価格三二〇円。