ダイドードリンコ、新カテゴリー飲料「ミスティオ」2月下旬から発売 CVS強化
【大阪】ダイドードリンコ(株)(大阪市中央区、06・245・4011)は、同社の主力販売チャネルである自動販売機に加え、CVSを中心とした手売り市場を強化することで、年間六〇〇万ケース(一ケース二四缶)の売上げを目指す期待の新製品「mistio(ミスティオ)」=写真=を、2月下旬から順次全国で新発売する。
「mistio」は“果汁より、すっきり。炭酸より、やさしい。”をキーワードに開発された新カテゴリーの清涼飲料。
新製品は「グレープフルーツ」「バレンシア&ネーブル」の二種類があり、それぞれの果物の、一番おいしくバランスの良い果汁の質と量にこだわり、天然水で割ることで自然な風味に仕上げ、ほんのわずかな隠し味程度の炭酸(ガス圧は同社微炭酸飲料の約四分の一)を加えることにより、後キレの良さ・フレッシュ感をアップさせたもの。同社では、このベストバランスな清涼飲料を新・ミスト系飲料と名付け、積極的拡販に乗り出す。
CMには、メーンターゲットである中・高・大学生に人気のダンスミュージックの安室奈美恵を起用し、小室哲哉作曲予定のオリジナルソングに合わせて、新しい清涼飲料の登場をアピールする。また安室奈美恵の初めての全国ツアー「mistioプレゼンツ 安室奈美恵withスーパーモンキーズ コンサートツアーin’96」に冠協賛する。
なお「ミスティオ・グレープフルーツ」は地中海産スウィーティー一五%、フロリダ産グレープフルーツ一五%、「バレンシア&ネーブル」はブラジル産バレンシアオレンジ二五%、カリフォルニア産ネーブルオレンジ五%を主原料としたもので、いずれも三五〇gアルミ缶入り(一ケース二四缶)、希望小売一一〇円。