静岡茶商工業協組連、焼酎やウイスキー割りに「Teaハイ」発売
【静岡】静岡県茶商工業協同組合連合会(静岡市、054・271・0161)は「お酒は、お茶割りで!!」のキャッチフレーズで4月初めから「Teaハイ」(粉末茶小袋×五〇入り=化粧箱入り)を大々的に発売した。
アルコールが肝臓で完全に分解されない場合、アセトアルデヒドという有害物質が血液中に残って二日酔いの症状が起こるが、Teaハイで割って飲めば二日酔いなど考えられない、と同連ではいう。
Teaハイは焼酎割りで飲むのが最も焼酎を美味しく飲む飲み方だがウイスキーなどにもよく合う。この話しを聞いた大手の外食チェーンや県外の茶商などから商品の問い合わせが早くも舞い込んでいるという。Teaハイは四年ほど前、商社を通じて茶葉原料を米国に送って商品化に向け研究を依頼したが県内のあるメーカーが製造のメドが付いたため全面的に委託し販売元を同連に決めた。販売流通は同連の組合員が二次問屋の役割を果たす。県外への販売は同連組合員を通じて販売する。
同品の小売価格は一二〇〇円。一ケース四〇箱入り。
「Teaハイ製造過程が特殊な製法のため熱が加わらないので茶の香りや色は損わない。また、デキシトリンなどの混ぜものも一切ない茶葉一〇〇%の商品だ」と同連ではいっている。