味の素（株）（東京都中央区、０３・５２５０・８１８０）は、中華合わせ調味料「Ｃｏｏｋ　Ｄｏ」の新品種として、「四川風　什錦火鍋（シーチンホーコー）用」と「広東風　海鮮沙鍋（ハイセンシャーゴー）用」の二品を８月２０日から全国で発売する。中華合わせ調味料の全体の販売目標は、九七年度で一二〇億円（消費者購入ベース）。

新品種は、お湯に入れて、材料を加え煮込むだけで、本格中華の鍋メニューが家庭で手軽に楽しめる調味料。水三カップ（六〇〇ミリリットル）分のお湯をわかし、材料を加えて煮込んで料理する。

「四川風　什錦火鍋（シーチンホーコー）用」は、豆板醤の辛味をベースに、サンショウ、唐辛子の風味、酒醸（チューニャン=中華料理用の甘酒）、トウチのコク味を生かした辛口の味付け。

「広東風　海鮮沙鍋（ハイセンシャーゴー）用」は、豚骨からとったコクのある白湯エキスをベースに、ショウガ、老酒の風味を効かせた味付け。

新品種の市場投入に当たり、テレビスポット広告を中心に、店頭では連動して“中華フェア”などの催事企画やエンド特売、鍋物調味料売場での販促企画を提案していく。

容量は一九〇ｇ（四～五人分）、荷姿は一〇×四、希望小売価格は設定しない。バーコードは、それぞれ４９０１００１０４４５５９、４９０１００１０４４５６６。