サッポロビール、輸入品初の大型製品ブルガリアワイン4品発売

酒類 1998.02.13 8329号 4面

サッポロビール(株)(東京都渋谷区、03・5423・7200)は10日から、ブルガリアワイン「トラキア」四品種を全国で新発売した。同品は輸入ブルガリアワインとして、同社が異なる四ワイナリーに生産委託したPB商品。アルコール分一二%、容量七五〇ミリリットル、参考小売価格(税別)九〇〇円で、荷姿は一函一二本段ボール入り。ブルガリアは、二〇〇〇年以上のワイン造りの歴史を持ち、旧東欧諸国でも特に良質なワイン生産国。日本でも「低価格の割に良質の味」というコストパフォーマンスに優れた点が、ポスト南半球ワインとして注目されている。販売計画は年間五万函以上で、輸入ワインとしては初めての大型新製品。

商品概要は次の通り。

(1)トラキア・カベルネ・ソーヴィニヨン(赤、ミディアムボディー)=スヒンドール・ワイナリー製。ブドウを十分に熟成させ、六ヵ月以上オーク樽で熟成。深いルビーレッド色で、果実のアロマと豊かなブーケ、たっぷりとした余韻を伴った、ソフトでコクのある味わい(2)同・メルロー(赤、ミディアムボディー)=ヤンボル・ワイナリー製。一年間のオーク樽での熟成によって、豊かなブーケと非常に柔らかい味わい(3)同・シャルドネ(白、辛口)=プレスラブ・ワイナリー製。六ヵ月間オーク樽で熟成させ、果実のアロマとオーク香のバランスの良いさわやかでコクのあるワイン(4)同・ソーヴィニヨン・ブラン(白、辛口)=ルッセ・ワイナリー製。ソーヴィニヨン種特有の草の香りが豊かでさわやかなワイン。

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