サッポロビール（株）（東京都渋谷区、０３・５４２３・７２０４）は、地域限定生ビール・黒ラベル缶を相次いで発売した。いずれも地域に親しまれるビールを目指したものだ。参考小売価格は三五〇ミリリットル缶が二一八円、五〇〇ミリリットル缶は二八六円。荷姿はともに二四本段ボール入り。

▽「東海道線静岡・浜松間開業一一〇周年缶」=静岡県内のＪＲ駅売店で発売。缶には、静岡から浜松までの各地域の代表的な風景や名産品をデザイン。容量三五〇ミリリットル、４月９日発売、販売計画三〇〇〇ケース▽「ＳＬばんえつ物語」=ＪＲ東日本管内の駅売店・ＣＶＳおよび社内で発売。缶デザインには、４月２９日から復活した“ＳＬばんえつ物語号”の快走シーンをあしらった。容量三五〇ミリリットル、五〇〇ミリリットル、４月１５日発売、販売計画二種類合計二万ケース▽「日田デザイン缶」=大分県日田市およびその周辺で発売。稼働まであと一年となった同社新九州工場のアピールが目的。缶には“清流のまち、九州の小京都、ひた”との文字と三隅川に浮かぶ屋形船と日田の街並みをデザイン。容量三五〇ミリリットル、４月１６日発売、販売計画三〇〇〇ケース▽「清水港開港一〇〇周年記念缶」=静岡県清水市とその周辺で発売。清水港開港一〇〇周年ＰＲのために発売し、缶には清水港と富士山を描いた。容量三五〇ミリリットル、４月１９日発売、販売計画四〇〇〇ケース。