波動を高める生活学:大葉(青じそ)

2005.05.10 118号 11面

紫蘇(しそ)は青じそと赤じそに大別される。青じそ(大葉)は刺身の「つま」として、赤じそは梅干の色付けとして主に用いられる。今回は大葉を波動測定してみた。

まず特筆すべきはβカロテンが豊富なことだ。含有量は野菜の中でトップクラスを誇る。βカロテンは体内で必要な分だけビタミンAに変わる。βカロテンはビタミンCやEなどと同様に活性酸素を除去する抗酸化作用がある。

活性酸素はがんの元凶として近年注目されており、健康で長生きするためには、いかに活性酸素から身を守るかが重要となる。そのために、βカロテンを積極的にとる必要がある。抗酸化力を測る項目『過酸化脂質』及び『がん』の項目が非常に高いのは当然の結果だ。また、βカロテンは眼の健康にも大きく寄与する。『視力』の波動測定値も合わせて注目してもらいたい。さらに、美肌効果が期待できるビタミンCも比較的多く含まれている。

ミネラルとしてはカルシウム、鉄、カリウムが比較的豊富だ。カルシウムは言わずと知れた骨を構成するミネラル。鉄は不足すると貧血になり、カリウムは高血圧を予防する。『骨粗鬆症』『血液』『高血圧』の項目が二ケタの高数値を示しているのは十分に納得できる。

ところで、大葉の特徴の一つとして挙げられる“香り”。この香りの成分は「ペリルアルデヒド」という物質で強い防腐作用を持つ。刺身の「つま」として用いられるのは、単なる彩りだけではなく、このような理由があったのだ。さらに、この成分には嗅覚神経を刺激して胃液の分泌を促し、食欲を増進させ消化を良くする。『胃』『腸』の数値が優秀なのは当然の結果。刺身を食べるときは大葉も残さず食べていただきたい。

(めいらく波動医科学総合研究所・編)

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