「勝ち飯」で受験に勝つカラダづくり!

2018.12.01 281号 07面

 ◆「勝ち飯」とは?

 がんばる人のチカラになるごはん。

 「何を食べるか」ではなく、「何のために食べるか」を考えながら、おいしく食べてカラダづくりを行う食事、それが「勝ち飯」です。

 「勝ち飯」には、朝食、昼食、夕食の3食の「食事」と、必要な栄養素をタイミングよく補う「補食」の2つの要素があります。

 ◆食事の勝ち飯…バランスよく、5つの輪をそろえましょう。

 5つの輪(主食、主菜、副菜、汁物、牛乳・乳製品)を食事の基本形として、朝・昼・夕の3食を通じてバランスよくとりましょう。

 ・主食(炭水化物)

 ごはん、パン、めんなどの炭水化物。体を動かすエネルギー源です。

 ・汁物

 献立の内容にあわせて、野菜や肉、豆類、海藻類をプラスしましょう。

 ・主菜(たんぱく質)

 肉や魚、卵、大豆製品などをつかったおかず。筋肉、骨など、カラダづくりの基本材料です。

 ・牛乳、乳製品(カルシウム/たんぱく質)

 牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品。骨や歯のもととなります。

 ・副菜(ビタミン/食物繊維/ミネラル)

 野菜やいも、きのこ、海藻類を使ったおかず。カラダの調子を整えるのに役立ちます。

 ・果物(ビタミン/炭水化物/ミネラル)

 カラダの調子を整えるのに役立ちます。デザートや補食として季節の果物をとりましょう。

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 ●捕食の勝ち飯…目的に応じて、必要な栄養素を必要なタイミングでとりましょう。

 ◆本格的な冬に向け、寒さに負けないカラダづくりを!

 たんぱく質が不足すると、体力や抵抗力も弱くなります。フライパン1つでできる「鶏肉のすき煮風」でたんぱく質をしっかりとりましょう。水菜は抵抗力を高めるビタミンCを含み、シャキシャキ食感が楽しめますよ♪じゃがいもは、マヨ&青のりでコクも風味も◎キャベツ、にんじんを使ったみそ汁も添えて、野菜たっぷりの献立をどうぞ。

 【主菜】

 フライパンで!鶏肉のすき煮風(調理時間:10分)

 エネルギー284kcal たんぱく質21g 野菜摂取量133g

 <材料・2人分>

 ・鶏もも肉(から揚げ用)……………200g

 ・たまねぎ………………………………1/2個

 ・しめじ…………………………………1/2パック

 ・水菜……………………………………1束

 A水…1・1/2カップ、しょうゆ…大さじ1・1/2、酒…大さじ1、砂糖…大さじ1、「ほんだし」…小さじ1・しょうがのすりおろし…小さじ1/4

 <作り方>

 (1)鶏肉は半分に切る。たまねぎは薄切りにし、しめじは小房に分ける。水菜は5cm 長さに切る。

 (2)フライパンを熱し、(1)の鶏肉の皮目を下にして入れ、(1)のたまねぎ・しめじ、Aを加えて煮る。

 (3)肉に火が通ったら、しょうが、(1)の水菜を加えてサッと煮る。

 【副菜】

 じゃがマヨ青のり(調理時間:10分)

 エネルギー134kcal たんぱく質2.3g 野菜摂取量0g

 <材料・2人分>

 ・じゃがいも(小)……………………2個

 A「ピュアセレクト マヨネーズ」…大さじ1、「ほんだし」…小さじ1、しょうゆ…小さじ1/2・青のり…小さじ1/2

 <作り方>

 (1)じゃがいもは皮つきのままよく洗い、小さめの乱切りにする。

 (2)耐熱容器に(1)のじゃがいもを入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で4分加熱し、Aを加えて混ぜる。

 (3)器を盛り、青のりをかける。

 【汁物】

 キャベツとにんじんのみそ汁(調理時間:10分)

 エネルギー29kcal たんぱく質1.5g 野菜摂取量69g

 <材料・2人分>

 ・キャベツ……………………………………2枚

 ・にんじん……………………………………4cm

 A水…1・1/2 カップ、「ほんだし」…小さじ1/3

 ・みそ……………………………………大さじ1/2

 <作り方>

 (1)キャベツはザク切り、にんじんは短冊切りにする。

 (2)鍋にA、(1)のキャベツ・にんじんを入れて煮る。にんじんがやわらかくなったら、火を止めてみそを溶き入れる。

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