ほっとコーヒータイム(80)コーヒーをおいしくいれる温度
先月に引き続き温度のお話。今回は、コーヒーをいれるお湯の温度についてです。
沸騰したての熱いお湯でコーヒーをいれると濃く苦みの強いコーヒーに。ぬるいお湯なら薄いコーヒーになります。では、甘味やコクのあるおいしいコーヒーをいれるのにちょうどいい温度とは?
残念ながら、ズバリこの温度で、とは言い切れません。「甘味」も「コク」も「おいしさ」も人によって感じ方がさまざまですし、使う豆、器具、いれ方によっても適温が違うためです。しかし、コーヒーのいれ方に関する複数の書籍を調べたところ、一般的なペーパードリップで最も多く推奨されている温度が85~90℃でした。つまり沸騰後に数分間放置し、少し冷ました状態。慣れるまでは温度計を使えば確実です。
ただ、自分にとって最高においしいコーヒーを確実にいれる方法は、まず高めの温度でいれて飲み、苦いと感じたら、少しずつ温度を下げていれてみること。また、豆が古い時も高めの温度でいれると味がよく出やすいそう。同じ豆でも、その魅力を引き出せるか台無しにするかは、お湯の温度とあなたの心意気次第ということですね。
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「きくのIFC」は、一般的に流通時の破袋防止のために行われるガス抜き(焙煎豆から出るアロマを含むガスを包装前に除去する処理)をせず、冷凍・冷蔵でアロマを封じ込め、豊かな香りが楽しめる。
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