コミュニケーションから見るクレームのない工場づくり(4)食品衛生法とコミュニケーション
●食品衛生法の役割 加工食品を取り扱う際に最も身近に感じる衛生法規は食品衛生法である。厚生労働省の所掌であり、この法律により各担当地域の保健所とのコミュニケーションが生じる。名称、添加物、消費・賞味期限、保存方法、アレルギー表示、遺伝子組み換え、営業の許可などが規制されている。BSEの発生、偽装表示の発覚、中国産冷凍ほうれんそう問題などの社会的背景から、食品衛生法は03年に抜本改正が行われている。 周知の通り食品衛生法の目