イチからのモノづくり(11)現地レベルに合わせ技術を海外へ水平展開

2015.02.01 214号 09面

 ●大量生産を前提としたモノづくり  海外の商品開発を担当したのは、自ら意図したものではなかった。約30年前、日本の市場でイチから仕上げた経腸栄養剤とレトルト離乳食を海外で展開したいという製薬部門からの要望で、台湾、タイ、インドネシアを歴訪することとなった。日本で確立した技術を東・東南アジア地域に導入する業務は、ストレスを伴いつつも貴重な経験であった。  当初は日本と同じ感覚で、現地の大学教授と共に商品の設計をしていった。大事な