特集・大腸菌・大腸菌群の制御法：解説2＝埼玉県内の学校給食で発生した集団食中毒の事例
写真1 提供された給食メニュー：ツナじゃが（紙カップ内）／海藻サラダ（紙カップ内）／鶏の唐揚げ ※写真は厚生労働省2021年3月22日薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食中毒部会により発表された資料3より編集部が生成AIにより作画したもの（イメージ）。
2020年6月、埼玉県八潮市の小中学校で給食を原因とする大規模食中毒が発生。発生原因を究明する中で調理工程や温度管理の不備などが明らかとなり、学校給食衛生管理基準を改めて順守することとなった一連の流れを解説する。
◆解説2 埼玉県内の学校給食で発生した病原大腸菌による集団食中毒の事例について
埼玉県衛生研究所食品微生物担当・榊田希
●大規模食中毒
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食品安全・衛生管理
